作曲者による曲紹介

ピアノ・ソナタ第1番 Op.41

Restless Age《揺らぐ時代》

この曲には、Restless Age《揺らぐ時代》という副題を付けました。

混沌とした世界情勢の中、私は比較的平和な国で暮らしています。それでも、同じ世界に生きる一人の人間として、今起きていることへの思いを音楽に残したいと考え、この作品を作曲しました。

第1楽章では、戦争によって平穏な日常を奪われ、混乱に巻き込まれていく人々の姿を描いています。絶え間ない空爆に、一時も心の休まることのない緊張。そして、憎しみが新たな憎しみを生み、終わりの見えない状況が続いていく。その重苦しさを、この楽章に込めました。

第2楽章では、悲しみに耐えながら、互いに支え合って生きる家族の姿を描いています。そのような日々にも、傍らには歌があり、音楽があります。つらい状況の中でも、歌を通して励まし合う人々の世界を表現しました。

第3楽章では、家族もまた戦場へ向かい、戦わなければならなくなります。過酷な日々の中で、家族を想い、つぶやくように歌う。その場面では、全体にわたってルバートを用い、テンポを柔軟に揺らすことで表現しています。終盤には第1楽章のフレーズが再び現れ、音楽は再び戦いの中へと入っていきます。

当初、第3楽章の冒頭には、ある地域をイメージした民族音楽のフレーズを取り入れていました。しかし、この作品が特定の政治的な立場を示すものとして受け取られることは望まなかったため、その部分は削除しました。

この理不尽な世界に生きる一人の人間として、戦争に苦しむ人々に、一日も早く平和が訪れることを願っています。

第1楽章の動画

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第2楽章の動画

ピアノ・ソナタ第1番 Op.41 第2楽章

Restless Age《揺らぐ時代》

第2楽章では、悲しみに耐えながら、互いに支え合って生きる家族の姿を描いています。そのような日々にも、傍らには歌があり、音楽があります。つらい状況の中でも、歌を通して励まし合う人々の世界を表現しました。

全3楽章の楽譜

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