作曲者による曲紹介

バガテル第7番「デジャブ」イ短調 Op.23

バガテル第7番「デジャブ」イ短調 Op.23

この曲では、私自身も何度か経験したことのある「デジャブ」の世界を、音で表現してみました。

すっかり秋めいてきたこの頃、初めて訪れたはずの公園で、何度も来たことがあるような錯覚を覚え、とても不思議な気持ちになりました。色づいた木の葉が静かに落ちてゆく景色に、なぜか懐かしさを感じたのです。

不協和音を交えた半音の揺らめくような動きと、移調を伴う繰り返しによって、そんな感覚を表現してみました。

皆さんそれぞれの感じ方でお聴きいただき、また、楽譜を見ながら実際に弾いていただければ幸いです。